マイナンバーカード
今日は、昨年12月に取得申請したマイナンバーカードを、市役所まで取りに行きます。
通知カードでも不自由はなかったのですが、全国社会保険労務士会連合会のマイナンバーカード普及推進の取り組みもあり、作ることにしました。
昨年の今頃の私の職場のマイナンバーカードの取得状況は、全国平均と同じで20%を下回っていました。
マイナポイントキャンペーンなどの政府の取り組みもあって、昨年の交付枚数は一昨年の4倍でしたが、それでも全国平均では20%半ばです。
確かに、先月下旬市役所からマイナンバーカードの交付の通知が来ましたが、受け取りは日時指定の予約制、土日は指定した日のみで、それが今日だったのです。
代理人でもよいのですが、その方の手間を考えると、やはり自分が行くしかありません。
昨年3月の総務省がまとめた市区町村別の交付率を見ると、私の住む市は、千葉県で下から数えて5~6番目という低さ。
普及しようとする政府と、それに応えようとしていないと思える自治体の対応と、ここでも温度差を感じる事例です。
一度は来庁して手続きをしなければならない、地域によるムダムラムリは解消してほしいものです。(本)
文化審議会国語分科会
硬いタイトルですが、内容はそうでもありませんので読み進めてください。
文部科学省内に文化審議会が設置されています。
ちょうど20年前、中央省庁の再編により、国語審議会、著作権審議会、文化財保護審議会、そして文化功労者選考審査会の機能が整理・統合されてできました。
文化審議会には9つの分科会があり、その1つの国語分科会の国語課題小委員会が昨日開催され、公用文をわかりやすくするよう報告書をまとめ、了承しました。
公用文のルールは、約70年前1952年の「公用文作成の要領」の規定によるものであり、時代に合わなくなってきていました。
昨日の報告書では、ルール変更の1つに、読みやすいように「かな」にする、「送りがな」を付けることをあげています。
「かな」にする例としては、「御指導」は「ご指導」に、「既に」は「すでに」に、「並びに」は「ならびに」に、などです、
「送りがな」を付ける例は、「売場」を「売り場」に、「手続」を「手続き」に、「雇主」を「雇い主」に、などです。
時代の流れによることばの変化を、肯定ありき、否定ありきではなく、しっかりとした議論で美しい日本語を使っていきたいですね。(本)